技術紹介
ナルコートは”環境ホルモン”や”VOC”を発生しません。それができるのは、ナルコートが水性ポリエチレンだからです。この技術は国内ではナルコート以外ありません。水性ポリエチレンは有害物質を発生する材料を排除し、体に影響を与えない素材だけで作られた防食防水材です。PRTR法(環境破壊の発生を未然に防ぐ基準)を厳守することは当然のこと、より人体に優しい防食防水工事を目指しています。
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これまで、腐食防止には、防食工事と防水工事両方を行っていましたがナルコートは両方の性能があるので、一度に両方の工事が行えます。
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ナルコートには優れた伸縮性があります。地震などで、建物にゆがみが発生しても、防食、防水機能が低下することはありません。
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ナルコートは製造段階から有害な原料を使っておりません。施工中、引き渡し後はもちろんのこと、廃棄・焼却の際にもVOCや環境ホルモンなどの有害物質を発生しません。
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ナルコートは一液タイプの材料なので、開封すればすぐ施工できます。現場で配合する必要はありません。材料ロスは極めて少なく、製品性能も安定しております。
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水性素材のナルコートは湿った壁にも施工ができます。季節、場所を問わず安定した製品性能を保つことができ、溶剤系材料のように施工箇所を完璧に乾燥させる必要がありません。
VOC | 安全 |
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環境ホルモン | 安全 |
材料 | 水性ポリエチレン |
PRTR基準 | ○ |
防食性能 | ○ |
防水性能 | ○ |
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閉鎖空間でも防毒マスクなしで作業ができます。
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水性素材のため引火性なし。
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爆発や自然発火の危険はありません。(MSDS項目)
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石けんで洗い落とすだけで汚れが落とせます。(MSDS項目)
槽等の密閉された空間では、微量な溶剤でも換気しなければ耐えられません。
安全なナルコートはVOCその他の溶剤を含んでいませんので、換気の必要は全くありません。
施工する者及び、近くの他の作業員(又、近隣住民)の方にも迷惑をかけません。
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ナルコートの有害物質発生はなく、呼吸に必要な空気量以外、必要ありません。
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臭気を発生させないので、近隣住民の方にも迷惑をかけません。
ナルコートの廃棄時には各地方自治体の廃棄処分基準に沿って処理できます。 廃棄時にダイオキシンを発生しないので、将来構造物の補修、再構築する際の問題がありません。